ブログを始めたけど上手にブログを書くことができない。。
このようなお悩みを抱えている方は多いと思います。
そんな方に向けて、ブログの書き方が劇的に上達する方法をご紹介します。
ブログの書き方が下手な人の特徴
まずは、ブログの書き方が下手な人の特徴をご紹介します。
いきなり文章から書き始める
ブログの書き方が下手な人の1つ目の特徴は、いきなり文章から書き始めてしまうことです。
ではなぜ、いきなり文章から書いてはいけないのでしょうか。
それは設計書が無いからです。
ブログの書き方のコツは、読者や構成をしっかりと決めてから書くことです。
文章の構成を決めずに書くというのは、家を建てるのに設計書なしでいきなり建て始めるようなものです。
そうすると結果的に、構成がわかりづらく何を伝えたいブログなのか分からなくなってしまいます。
読者目線でない
ブログの書き方が下手な人の2つ目の特徴は、読者目線でないことです。
読者がブログに求めるものは、読者の疑問に対する答えです。
読者の疑問に対して、その疑問を解消することができる情報を届けられているかというのが、ブログの価値です。
しかし、多くの場合、読者目線ではなく自分目線で書いてしまいます。
検索キーワードに対して、求められている情報を書けていないケースが多いです。
その結果、検索キーワードに対してユーザーの求めている情報ではない内容になってしまい、検索順位も上がらないということになってしまいます。
ブログの書き方が上達する10個のステップ

ではここからは実際に、ブログの書き方を上達させる方法を、実際に筆者も利用しているテンプレートを使った書き方をもとに10個のステップに分けてご紹介します。
1.記事のテーマを決める
1つ目のステップは、記事のテーマを決めることです。
記事のテーマとは、どのようなトピックの記事を作成するかを決めることです。
例えば、この記事の場合「筆者の経験をもとにブログの書き方を紹介する」です。
テーマについては、自分が伝えたいことやニーズがありそうなものピックアップして下さい。
2.キーワード選定
2つ目のステップは、キーワード選定です。
記事のテーマが決まったら、そのテーマをもとにキーワードを選定します。
この記事の場合想定されるキーワードは、「ブログ 書き方」「ライティング方法」「ブログ 初心者」「記事 作り方」などが挙げられるでしょう。
想定されるキーワードの中から、キーワード選定ツールを利用してキーワードの検索数などを調べ、実際にキーワードを選定します。
キーワード選定では、一概に検索数の多いキーワードが良いわけではありません。
検索数が多いキーワードいわゆるビッグキーワードの方が、検索エンジンで上位表示されればPV数は上がりますがその分競合も多くなります。
キーワード選定方法に正解はありませんが、ブログ開設初期の段階では、スモールキーワードで検索順位を上げるのも狙い目の一つです。
おすすめのキーワード選定ツールは、下記の3つです。
- キーワードプランナー
- aramakijake.jp
- ラッコキーワード( 旧:関連キーワードツール( 仮名・β版 ))
3.サジェストキーワードを調べる
3つ目のステップは、サジェストキーワードを調べることです。
サジェストキーワードとは、候補キーワードのことです。
例えば、Googleで「ブログ」と検索した場合、「ブログ書き方」「ブログおすすめ」などの候補が表示されます。
これらは、ブログというキーワードに対してよく一緒に検索されているキーワードということです。
サジェストキーワードをブログ記事に盛り込むことで、SEO的に評価が上がり、検索順位も上げることができます。
4.対象キーワードの上位5記事を調べる
4つ目のステップは、対象キーワードの上位5記事を調べることです。
選定したキーワードで検索した場合に上位に表示される記事は、そのキーワードに対して求められている内容が書かれているということです。
上位5記事の内容を見ることで、読者が求めている情報や記事の構成について参考になるでしょう。
ブログ初心者の方は特に、こういった上位記事の内容や構成を参考にして記事を作成するようにしてみて下さい。
その中に、自分のなりのプラスアルファの情報を盛り込むことで、読者の求める内容の記事を作成することができるようになるでしょう。
5.ペルソナの設定
5つ目のステップは、ペルソナの設定です。
ペルソナとは、実際に対象のキーワード検索をしてブログを読むユーザー像のことです。
ペルソナを決めることで、伝えたいことや読者が求めていることが明確になるといったメリットがあります。
例えばこの記事のペルソナはこちらです。
副業でブログから収入を得たいと考えている20代の男性。
ブログを始めたものの上手く文章が書けずに悩んでおり、ブログの書き方のコツを知りたいと思い、「ブログ 書き方」と検索した。
このように、ペルソナを設定することで、その人がどのような情報を求めているのかが分かりやすくなります。
このペルソナに向けて記事を書くようにすることで、より伝わりやすいブログを書くことができます。
6.ユーザーのニーズとそれを満たすゴールを考える
6つ目のステップは、ユーザーのニーズとそれを満たすゴールは何かを考えることです。
例えば今回の場合、ユーザーのニーズとしては下記のようなニーズが挙げられます。
- ブログの書き方のコツを知りたい。
- ブログのPV数を上げたい。
- ブログから収益を挙げられるようになりたい。
ユーザーのニーズが明確になったら次は、このニーズを満たすゴールを考えます。
- ブログの書き方のコツを体系的に理解してもらう。
- テンプレートを使うことで、初心者でも簡単にブログを書くことができることを理解してもらう。
- ブログで収益化するためには、まずは質のいいコンテンツを書くことが重要だと理解してもらう。
このように、ユーザーのニーズとそのニーズを満たすゴールが明確になることで、そこから実際に記事に書くべき内容を決めることができます。
7.上位記事との差別化ポイントを考える
7つ目のステップは、上位記事との差別化ポイントを洗い出します。
上位記事を参考にするのは大切ですが、同じ内容では、現在の上位記事より上位表示させるのは難しいです。
上位記事との差別化をはかるためには、他の記事にはない魅力あるコンテンツを盛り込む必要があります。
そうすることで、上位記事に負けないコンテンツになり、SEOの評価も上げることができます。
8.ブログ記事のアウトライン作成
8つ目のポイントは、アウトラインの作成です。
アウトラインの作成こそが、ブログを書く上での最重要ポイントです。
アウトラインとは、記事の見出しを決めることです。
簡単に言えば、7つ目までのステップで決めた内容をもとに、目次を作るイメージです。
例えば、この記事の場合のアウトラインがこちらです。
ブログの書き方が下手な人の特徴
いきなり文章から書き始める
読者目線でない
読まれるブログの書き方10ステップ
1.記事のテーマを決める
2.キーワード選定
3.サジェストキーワードを調べる
4.対象キーワードの上位5記事を調べる
5.ペルソナの設定
6.ユーザーニーズとそれを満たすゴール
7.上位記事との差別化ポイント
8.ブログ記事のアウトライン作成
9.ブログ記事執筆
10.ユーザーの次の考え
ブログ作成時の注意すべきポイント
読者目線で考える
とにかくシンプルに
語尾にも気を遣う
改行を適切に
結論から書く
何度も見直す
まとめ
このアウトラインに沿って、記事を執筆していきます。
アウトラインから決めることで、構成がしっかりとした文章になり、テーマに対してブレない記事を書くことができます。
一見面倒に見えますが、アウトラインを作成してから記事を作成した方が圧倒的に書くスピードが上がります。
アウトラインの作成はブログを書く上で非常に重要です。
9.ブログ記事執筆
9つ目のステップは、いよいよブログ記事の執筆です。
ここでは、これまでのステップで実際に書く内容や構成については決まっているので、後はそのセクションに書く内容を考えながら、執筆をするめるだけです。
見出しにあった内容を書くだけなので、いきなり記事を書き始めるよりも圧倒的に効率的に執筆することが可能です。
10.ユーザーの次の考えを考察する
10個目のステップは、この記事を読んだ後のユーザーの次の考えを考察することです。
この記事を読んだユーザーが次に考えるべきこととして下記のような考えが挙げられます。
- ブログを書く時のテーマの決め方
- キーワードの具体的な選定方法
- ブログ収益化の方法
このように、ユーザーの次の考えを考察することで、次に書く記事のテーマの参考になります。
また、この記事の最後にユーザーが次に求めるであろう記事の導線を貼ることで、ブログの回遊率が上がります。
ブログの回遊率は、SEOの重要な評価ポイントでもあるので、回遊率を上げることができれば、ブログの評価も上げることができます。
ブログ作成時の注意すべきポイント

ここまで、ブログ記事の書き方についてご紹介してきました。
ここでは、ブログ記事作成時に注意すべきポイントについてご紹介します。
読者目線で考える
1つ目のポイントが、読者目線で考えることです。
読者が求めるものは何かということを徹底的に考えることで、読んでもらえる記事を作成することができます。
読者が求める情報の中に、自分の伝えたいことを入れることが大切です。
とにかくシンプルに
ブログ記事は、とにかくシンプルに書くことを意識して下さい。
冗長で読みにくい文章は、離脱率が高まります。
また、難しい言葉を多く使っている文章も読みづらい文章と見なされてしまいます。
大切なのは、誰が読んでも分かりやすくスッキリとしている文章です。
ここでも読者目線になって、シンプルで伝わりやすい文章を書くことを心がけましょう。
語尾にも気を遣う
文章の読みやすさや印象は、語尾によって決まる部分も多いです。
例えば下記のような文章を比べてみます。
語尾が連続していて、繋がりがなく少し硬い文章
このブログは、ブログ初心者に向けて書いた入門記事です。
ブログの書き方に悩んでいる人には是非読んで欲しい内容です。
ブログを上手に書きたい方には是非読んで頂きたいです。
語尾が連続しておらず、繋がりがありやや柔らかい文章
このブログは、ブログ初心者に向けて書いた入門記事です。
ブログの書き方に悩んでいる人には是非読んで欲しい内容となっています。
ブログを上手に書きたい方は是非読んでみてください。
このように、語尾によって伝わる印象が変わります。
語尾を意識するだけで、読みやすく伝わりやすい文章を書くことができます。
改行を適切に
改行を適切に行うことも重要です。
同じ内容でも、改行が少なくぎっしり詰まっている文章の場合、非常に読みづらいです。
また、近年はスマートフォンが主流になっていることもあり、スマホで見ても見やすいブログである必要があります。
2〜3行で適切な改行を入れることで、見やすいブログになり、読者の熟読率も上がります。
結論から書く
各セクションでは、結論から書くことを意識しましょう。
結論から書くことで、そのセクションで伝えたいことが一目で分かります。
伝えたいことを分かりやすく簡潔に伝えるために、結論から書くようにしましょう。
何度も見直す
ブログを書いたらその後何度も見直すことが大切です。
誤字脱字のチェックだけでなく、冗長になっている文章はないか、この内容で伝わるかなど何度も見直すことによって、読みやすい文章になります。
可能であれば時間を置いて作成したブログ記事を初めて見る読者になりきって、見直してみて下さい。
そうすることで、より読者目線で記事の改善点が見つかるはずです。
まとめ
ブログの書き方について10個のステップに分けてご紹介しました。
ブログを書く上での注意点も意識することで、読みやすいブログを書くことができるでしょう。
ブログを書く際には是非参考にしてみて下さい。