この記事では、実務経験2年半で転職ドラフト経由で希望のメガベンチャーに転職成功した体験談をご紹介します。
これからエンジニア転職を考えている方や転職ドラフトの利用を考えている方に、転職ドラフトの評判や転職を成功させるためのポイントについて自らの体験談をもとに解説します。
こちらの記事は「転職ドラフト体験談投稿キャンペーン」に参加しています。
転職ドラフトに登録する際に招待コード「NGDQ」を入力していただくと、登録者の方にも以下の中から希望のプレゼントが貰えるのでもしよろしければ是非活用してみて下さい。
- Amazonギフト券 3000円分
- お好きなO’REILLY JAPANの本(税抜5000円以内)を1冊
- 転職ドラフトオリジナル ドラフトビール 6本入り
- ACTUSギフトカタログ Straw(ストロー)
まずは筆者の主なプロフィールをご紹介します。
- 現在SES企業所属
- 26歳で未経験からエンジニアになって実務経験2年半
- PHP,Pythonを使ったサーバーサイドの開発を経験
- フロントはVue.jsを実務で多少書く程度
- 転職ドラフトで転職成功を実現したリアルな体験談
- 転職ドラフトで転職成功させるためのポイント
- 転職ドラフトでの転職の進め方
それではぜひ最後までお読み下さい。
転職ドラフトとは
「転職ドラフト
」とは、企業が年収付きでオファー指名する競争入札型のエンジニア向けの転職サービスです。
そもそも転職といえばこれまでは自分から受けたい企業に応募するというのが一般的でした。
しかしそういった従来のエンジニアの転職活動では、以下のような悩みを持つ方も多かったようです。
- 自分から応募するのはハードルが高い
- 面接を進めても最終的な提示額が希望額より低かった
- 入社後のポジションが希望したポジションではなかった
転職ドラフトはこういったエンジニア転職で生まれるギャップを解消するために生まれたサービスです。
企業が期待するポジションや年収を予め提示してくれた上で面接を進めることができるので、面接時や入社後のギャップが少ないのが特徴です。
またレジュメを登録すればドラフトに参加することができるので、現時点で転職意欲がなくても自分の市場価値を確かめるために利用することもできるサービスになっています。
個人的には今の自分がどんな企業からどんな額で指名を貰うことができるのかというドキドキ感が非常に楽しかったです。
転職ドラフトに登録した理由
私が転職ドラフトに登録した主な理由は以下です。
- 自分自身が使いたいと思うような自社プロダクトの開発に携わりたい
- よりレベルの高い環境でチャレンジしてみたい。
- 年収をアップさせたい
正直、現職に特に不満があった訳ではないですし、それなりに良い現場で開発経験を積めているという感覚もありました。
ただ、これまで受託開発やSESとしていくつかの案件を経験してきましたが、自分自身のキャリアを考えた時にそろそろ新たな環境にチャレンジしたいなと思ったのが正直なところです。
そんな時に転職ドラフトのことを知り、自分の市場価値を知りたいというのもあり登録をしました。
転職ドラフトでの結果と内定までの流れ
結論から言うと、転職ドラフト経由で希望するメガベンチャーから指名を貰い現在の年収から約300万円以上の大幅アップでの転職を実現することができました。
では、その転職ドラフトでの転職活動の詳細や内定までの流れについてご紹介します。
レジュメ登録
転職ドラフトでドラフトに参加するためには、まずはレジュメを登録する必要があります。
レジュメ登録には審査があります。
その審査を通過しないとドラフトに参加することができません。
そのためレジュメはこれまでの経験や実績などをかなり細かく書くことを求められます。
この作業が結構面倒な作業なのですが、一度レジュメをしっかりと記載しておくと今後の転職活動やスキルシート作成時にも使えるので、ここでしっかりと記載しておくことをおすすめします。
個人的には伝わりやすいレジュメになるように転職ドラフト側が無料で添削してくれるので、レジュメ添削を受けるためだけに登録するのでも十分に価値があるなと思いました。
最初に書いたものと添削後のレジュメを比べると圧倒的にスキルや経験が伝わりやすいレジュメになりました。
指名なしを回避して多くの指名を貰うためにはレジュメを充実させることが非常に重要です。
サボらずしっかりとレジュメを仕上げることが重要です。
ドラフト開始
レジュメ審査も通り、いざ転職ドラフト開始です。
ドラフト期間は約2週間程度です。
どんな企業から指名を貰えるかドキドキしながら転職ドラフトが始まりました。
しかし、、、
ドラフト開催から5日程度経っても全然指名が来ない。。
検討中には何社かしてもらったが肝心の指名が来ない。
自分にはまだ早かったのか、、
と思っていたらドラフト開始から約1週間、1社指名が入りました。
オファー金額も結構良い金額でのオファーで非常に嬉しかったです。
そこから徐々に指名を貰うことができ、最終日前に5社の指名が入りました。
そして指名が入ることが多いと言われる最終日、更に4社の指名を貰うことができました。
初めての転職ドラフトでの結果は、計9社の指名で終わりました。
初めての転職ドラフトは自分の中では多くの指名を貰うことができて嬉しかったですし、個人的には満足のいく結果でした。
参加した回の転職ドラフトの総指名数は2000件以上でした。
そしてその内の1000件程が最終日の指名でした。
最終日までなかなか指名が無くても最終日に一気に指名が入ることも多いようなので、あまり焦らず待っていて良いと思います。
指名返答期間
転職ドラフトではドラフト後、約1週間程度指名に対しての返答期間があります。
この返答期間にオファー内容を確認して選考やカジュアル面談に進むか返答します。
転職ドラフトでは指名理由や求めるポジション、年収、条件等かなり細かく情報を提示してくれます。
それらの内容から自分が実際に選考を受けたいと思う会社を選ぶ必要があります。
どの会社も非常に魅力的でしたが私の場合は、9社の内6社次のステップに進みました。
詳細としては2社は選考、4社はカジュアル面談に進みました。
選考に進むと返答してもまずはカジュアル面談からというところも多かったです。
これは企業がまずは自社をしっかりと理解してもらってから選考を進めたいという意図があるからだと思います。
カジュアル面談・選考
そしてここからカジュアル面談・選考に入っていきます。
まずは選考を希望した2社の1次面接を実施しました。
結果は2社とも不採用でした。。
この時実感したのは、面接に対しての圧倒的な準備不足です。
そして転職ドラフトは指名を貰って終わりではない。むしろここからが本番だということを強く実感しました。
指名を貰って浮かれていた自分がいたのも事実です。
でもむしろ指名を貰うのはあくまで書類選考に通過するくらいの感覚で良いと思います。
これから転職ドラフトを利用して転職活動をされる方は、同じ過ちを繰り返さないようにしっかりと準備した上で選考に進むことをおすすめします。
でもこの経験は自分にとっては非常に大きな経験になりました。
改めて準備の大切さを学び、面接ではこう言ったことが聞かれるのかといった学びもありました。
ここから大急ぎで更に入念な面接対策を行いました。
これまでの経験や実績を更に深掘りして、面接で聞かれるであろう質問に対する回答のブラッシュアップ。
面接での受け答えや表情等もカメラで撮影して見返して練習。
今できる最大限の準備を行なってから、カジュアル面談を実施した企業の選考に進みました。
その内3社は1次面接前に技術試験がありました。
技術試験の内容は、アルゴリズムに関する問題や知識クイズ等でした。
これらの技術試験も対策をしていないとかなり難しいと感じました。
私の場合、コーディングテストの対策についてはある程度準備をしていたこともあり、突破することができました。
ですがアルゴリズム試験などはある程度問題慣れしておかないと難しい部分があるので、ここもしっかりと対策することが重要です。
コーディングテスト対策については後ほど詳しく解説します。
そして4社の面接が始まりました。
内定までの面接回数は大体2〜3回程度でした。
面接で聞かれる内容などについてはまた別の記事でご紹介したいと思います。
面接対策をしたことにより、最初の面接よりは答えることができた面接も多かったです。
ただし技術的な質問や仕事の中での考え方などを深掘りされた質問に対して上手く答えられず詰まってしまったこともありました。
面接は大変で難しかったなと感じる部分も多くありましたが、その分非常に勉強にもなり良い経験になったなと感じました。
そして最終的な結果は以下です。
- 指名件数9件
- 選考6社(2社内定獲得、3社不採用、1社途中辞退)
転職活動では色々な困難もあり、毎日のように面接があり非常に大変な部分も多かったですが、晴れて希望する企業から内定を貰うことができ無事転職を決めることができました。
条件的にも年収では現年収から300万円以上の大幅アップを実現することができました。
また技術力の高いエンジニアが多くいる環境で働くことができそうなので非常にワクワクしています。
非常に大変だったなと感じる反面、非常に勉強にもなった転職活動でした。
- 指名獲得はあくまで書類通過のようなもの
- 面接とコーディングテストの対策をしっかり準備すること
- 選考は企業の状況や運もあるので面接で落ちても落ち込みすぎないことも大事
これから転職ドラフトに登録する方へのアドバイス
これから転職ドラフトを通じて転職活動される方に、自分自身の経験からもっとこうすれば良かったなと思うことを共有させて頂きます。
これから転職ドラフトで転職活動される方の参考になれば嬉しいです。
指名率を上げるためにレジュメを充実させる
転職ドラフトでまず重要なのはレジュメを充実させることです。
企業はレジュメを見て指名するかどうかや提示年収を決めています。
そのため良い条件で指名を受けるためには、レジュメにいかに自分自身のこれまでの経験や実績、仕事に対する考え方等、自分のアピールポイントをしっかり書けるかが重要です。
定期的にキャリアの棚卸しをしていて、こういったことを書き出している人はそんなに時間は掛からないと思いますが、初めてやる人にとってはかなり時間がかかる作業です。
それまでの案件を思い出しながら、上手くいったこと、失敗したこと、どのように考えて課題を解決したか等、様々なことを思い出しながら書く必要があります。
実際に私も1週間くらい色々修正しながらレジュメを仕上げました。
正直かなり面倒な作業ですが、ここをしっかりとできるかによって指名獲得数は全然変わってきます。
なのでしっかりと時間をかけてレジュメを書くことをおすすめします。
また、レジュメを書くためにこれまでの仕事を振り返ることで、面接対策にもなります。
基本的に面接ではレジュメの内容を深掘りされることが多いので、ここでしっかりとこれまでの仕事を振り返る作業をしておくと面接でも質問に対してスムーズに回答することができるようになると思います。
希望年収は上げすぎないことが重要
転職ドラフトに参加してみた所感として希望年収は上げすぎない方が良いと思います。
もちろんこれは全ての方に当てはまるわけではありません。
明確にこの年収が欲しいという場合は、希望年収は書いた方が良いです。
一方、年収も上げたいがそれよりも今より良い環境に転職したいというような理由の場合、年収を大幅に上げることよりも指名数や内定率を上げることの方が重要だと思います。
希望年収を上げすぎるとどうしても指名や内定のハードルが上がってしまうなというのが体感です。
口コミや評判などを見ても、転職ドラフトは経験年数などは記載しないので、レジュメでは良いと思ったが実際に面接したら経験的に足りないなと判断されて、その提示額での採用は難しいとお見送りになるケースは結構あるそうです。
転職ドラフトは90%ルールを設けており、内定時には指名額の90%を保証しなければなりません。
これは内定時に提示年収を大幅に下げられるといったことがなくなるので、とても良いルールです。
ただ一方で、先程言ったようにもう少し低い年収なら欲しいといった場合でも転職ドラフト経由だと年収を90%以上下げることができずお見送りになってしまうこともあります。
そのため、自分のスキルなどを客観的に見て妥当な希望額を書く、もしくはまずは希望額は書かないというのがおすすめです。
転職ドラフトの「年収診断」なども活用してみると自分の適性価格が分かるので是非試してみて下さい。
ちなみに私は年収診断の結果よりも100万円程度高い希望額を記載して、結果的に内定を取れました。
ただしここは結構判断が難しい部分なので、チャレンジングな額で挑戦するか、少しハードルを下げるかは良く考えてから記載するのがおすすめです。
ドラフトの参加前に入念な準備が重要
ドラフトの詳細部分でも書きましたが、エンジニアの転職活動は準備が全てです。
いかに入念な準備ができるかで転職活動の成功失敗に大きく関わってきます。
私自身が今回の転職活動を通して、準備の大切さを身を持って感じました。
以下の内容は前もって準備した上で転職活動を開始されることをおすすめします。
- レジュメを充実させる
- コーディングテスト対策
- 面接対策
レジュメ審査が通ったら早くドラフトに参加したい気持ちはわかりますが、まずは転職活動に対する準備がしっかりとできているか確認しましょう。
市場価値を確かめるためにとりあえずドラフトに参加してみたいという方の場合、即ドラフト参加でも問題ないと思います。
しかし、本当に転職意欲がある方の場合、十分な準備をしてから参加されることをおすすめします。
なぜならドラフトに参加して希望する企業から指名をもらった場合、割とすぐに選考が始まります。
転職ドラフトは指名を貰っても内定が決まっているわけではありません。
重要なのはその後の面接や技術試験の内容です。
ですから、本当に転職したいという意欲がある場合、面接対策や技術試験対策を十分に行なった上でドラフトに参加した方が内定率を上げることができると思います。
転職活動には期限はないので、後悔しないためにも万全の対策で臨みましょう。
コーディングテスト対策
エンジニア転職の場合、コーディングテスト対策は絶対にした方が良いです。
一昔前はエンジニアの採用試験でもコーディングテストが無いところも多かったようです。
しかし最近は多くの企業が採用試験の過程でコーディングテストを実施しています。
私も今回の転職活動で半分程の会社ではコーディングテストがありました。
コーディングテストと聞くと難しいイメージもあると思いますが、しっかりと対策をすれば十分解けるだけの力をつけることができると思います。
主にコーディングテストではアルゴリズムの問題を出させることが多いです。
コーディングテスト対策には以下のサイトがおすすめです。
- LeetCode
- atcoder
- Paiza
私はLeetCodeでアルゴリズムの問題を解きました。
沢山の問題があるのでどれを解けば良いか迷いましたが、以下の記事が非常に参考になりました。
この60問を解くだけでも非常に勉強になると思います。
コーディングテスト対策は面接対策よりも時間がかかると思います。
1,2週間で身につけることは難しいです。
ですが1〜3ヶ月程度問題に取り組めばある程度のスキルが身に付きます。
しっかりと対策をしてある程度問題が解けるようになったタイミングで転職活動を始めると良いと思います。
私も最初は全然コーディングテスト問題が解けなかったので、初見で解けなくても問題ありません。
私もそうでしたが1〜3ヶ月程度しっかり対策すれば解けるようになると思います。
面接対策
最後に一番重要なのは面接対策です。
エンジニアの転職面接で聞かれる内容は大体似たようなことが聞かれます。
主にはレジュメに書いたプロジェクトについて深掘りされることが多いです。
こういった想定される質問に対しての回答を予め準備しておくことが大事です。
面接で実際に聞かれた内容をもとにしたよくある質問集は以下の記事にまとめているので参考にしてみて下さい。

予めしっかりと自分自身で深掘りして対策をしておけば、想定外の質問がきても答えることができると思います。
最低限以下のような内容はしっかりと答えられるようにしておくと良いと思います。
- 転職理由
- プロジェクトで良かったこと
- プロジェクトでの失敗、またそこから得た経験
- 一番辛かったこと
- チームでの立ち振る舞いで意識したこと
また面接での振る舞いや態度もしっかりと準備をした方が良いです。
面接対策で質問に対する回答をしっかりと準備していても、その伝え方が悪いと面接官にしっかりと自分の伝えたいことが伝わりません。
面接対策の一環として面接練習もすると良いです。
その際に重要なのは客観的に自分を見ることです。
スマホのカメラで自分の受け答えを撮影して振り返ってみて下さい。
最初は思ったより喋れない自分に絶望するかもしれませんが、この対策はかなり効果的です。
できれば実際の面接も最近はWEB面接が多いので、自分のことを撮影して後から振り返ると非常に勉強になります。
結構めんどくさい作業ですが、これを実施するのとしないのとではかなり内定率も変わってくると思うので、是非面接対策としてやってみることをおすすめします。
- 指名なし回避のためにはレジュメの精査が重要。
- 希望年収は慎重に判断してから記載すべき。
- 面接、コーディングテストの対策は入念にすべき。
転職ドラフトを使ってみて感じたこと
最後に転職ドラフトを使ってみた感想をご紹介します。
一言で言えば素晴らしいサービスで、エンジニアにとって非常にメリットのある転職サービスだなと思いました。
私は今回転職活動をするに当たって他の転職エージェントも1社登録しました。
そのカウンセリングでは、現在の年収と希望年収を聞かれました。
その時言われたのは、
「転職活動では年収50万〜100万円上がれば大成功です。希望の年収だと正直だいぶ厳しいと思います。」
とのことでした。
この時一般的な転職の相場はそのくらいなんだなと感じました。
決してこの転職エージェントが悪かったとかでは無いのですが、紹介してもらった案件的にも転職ドラフトに参加している企業の方が個人的には魅力的だったこともあり、まずは転職ドラフトで転職活動をしました。
結果的には、希望する企業に年収300万円以上の大幅アップを実現して内定を貰うことができました。
年収のアップ率という意味でも転職ドラフトには結構夢があるなと感じました。
今回の転職活動を振り返ると、転職ドラフトを使って本当に良かったなと感じています。
まとめ
転職ドラフト経由での転職活動の振り返りをご紹介させていただきました。
自分の体験が今後転職ドラフト経由で転職される方の参考になれば幸いです。
これからエンジニアの転職活動をされる方は是非内定を取れるように頑張って下さい。
転職ドラフトに登録する際に招待コード「NGDQ」を入力していただくと、登録者の方にも以下の中から希望のプレゼントが貰えるのでもしよろしければ是非活用してみて下さい。
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