プログラミングスクール

テックアカデミーの評判とは?エンジニア転職した卒業生が語るリアルな評判

テックアカデミーを受講しようか迷っているけど実際の評判はどうなの?と感じている方もいると思います。 

この記事では実際にテックアカデミーを受講しエンジニア転職した筆者の経験を元に、テックアカデミーの評判についてご紹介します。 

はじめに

まず初めに簡単な自己紹介をさせていただきます。 

私は、大学卒業後約4年間プロのサッカー選手として活動していました。 

現役中にセカンドキャリアなどを見据えプログラミングを勉強したいと思い、テックアカデミーのwebアプリケーションコースを2018年に3ヶ月かけて受講しました。 

そして実際にサッカー選手を引退した後エンジニアに転職を果たし、現在ソフトウェア開発のエンジニアとしてwebアプリケーション開発を主に行っています。 

この記事では、実際に筆者がテックアカデミーを受講して感じたメリットやデメリット、そして実際にエンジニアになってから、テックアカデミーについて感じたことなどをご紹介します。 

テックアカデミーを受けてみて良かったところ

まずはテックアカデミーを受けてみて良かったところをご紹介します。 

プログラミングの基礎を学ぶことができる

テックアカデミーのwebアプリケーションコースを受講したことで、プログラミングの基礎を学ぶことができました。 

正直それまでは、インターネットに関する知識やプログラミングに関する知識などはほぼ無いような状態でした。 

そんな状態からでしたが、インターネットの仕組みやプログラミングについての考え方や書き方を学ぶことで、最終的には簡単なwebアプリケーションを開発することができるようになりました。 

全くの初心者でも分かりやすい教材なので、プログラミングを学習したい初心者にもおすすめです。 

Slackでいつでも質問できる

テックアカデミーでは、Slackを利用することで分からないことをいつでも質問することができます。 

質問の回答時間は午後3時〜午後11時の間です。 

その間に質問すれば、基本的にはすぐに返信を貰うことができます。 

回答時間外も質問は可能ですがその場合、翌日の午後3時以降に回答が来るような流れです。 

プログラミング学習初期は分からないことが非常に多いです。 

しかしこのSlackがあることで、長時間同じ箇所で悩むことが無くなるので非常に効率良く学習を進めることができます。

現役エンジニアからのメンタリングを受けることができる

テックアカデミーでは、1回30分の現役エンジニアとのメンタリングを週2回受けることができます。 

ちなみに事前に申請すればスケジュールは調整可能です。 

私の場合、3ヶ月コースだったので、合計で23回のメンタリングを行いました。 

メンタリングでは、受講中に詰まった部分や実際のエンジニアがどのように考えているかなど様々なことを教えて貰うことができます。 

Slackでは聞くことができない部分や現役エンジニアの生の声を聞くことができるので非常に有益だったと感じました。 

しかし、よくある評判としてメンターを選ぶことは現時点ではできないので、合わないメンターになってしまう可能性も少なからずあるという部分は少し残念な点です。 

ですが基本的には、メンターになっている人はエンジニア歴も長く優秀な方が多いのでそこまで心配する必要は無いと思います。 

受講後もテキストを見ることができる

テックアカデミーでは、受講後もテキストを全て見ることができます。 

これは私的には、物凄くありがたかったです。 

受講後に復習したり新たに学習したりする際に、教材を見直すことができるので、忘れていることなども簡単に復習することができます。 

いつでも見直しができ、受講後も何度も復習ができるのはテックアカデミーの素晴らしい点だと思います。 

キャリアサポートを受けることができる

キャリアサポートを受けることができるので、転職活動もスムーズに進めることができます。 

履歴書や職務経歴書の添削もしてくれ、転職活動についてのアドバイスも頂けます。 

エンジニア求人も多数あるので、エンジニア転職したい方にはおすすめです。 

実際に私も、テックアカデミー経由で転職をしましたが、キャリアサポートを受けたことで内定を貰えたと実感しています。 

テックアカデミーで物足りなかったところ

では次は逆に、テックアカデミーで物足りなかったところをご紹介します。

インフラ関連の知識

ネットワーク、サーバー、セキュリティ、仮想化技術などのインフラ関連の知識は、私が受けたテックアカデミーのコースでは身に付けることはできなかったです。 

実際にエンジニアになってみると、最低限のインフラ知識は必要だと感じました。 

例えば、テックアカデミーでwebアプリケーションを開発してリリースする場合は、herokuというサービスを使うことで簡単に行うことができます。 

しかし、実際の現場のリリース作業はもう少し複雑です。 

この辺りの知識については、別途勉強する必要性があると感じました。 

エンジニア転職する際には、インフラ関連の知識も少し勉強しておくと業務に取り掛かりやすくなると思います。 

環境構築などのスキル

テックアカデミーでは、AWS Cloud9を使うことで割と簡単に環境構築することができます。 

初心者の方は、「環境構築って何?」と思う方もいると思いますが、簡単に言えば、プログラミングの開発環境を作ることです。 

例えば、自分のPC(ローカル環境)で開発する場合、開発のために必要なツールをインストールしたりする必要があります。 

この作業は簡単に見えて実は意外と面倒だったりします。 

テックアカデミーでは、実際の現場で行う環境構築の方法などについては、あまり詳しく学ぶことはありません。 

テックアカデミー受講後は、一から自分で環境構築をする練習などをしてみることをおすすめします。 

実際にエンジニアになって感じたこと

ここでは実際にエンジニアになってから、テックアカデミーについて感じたことをご紹介します。 

プログラミングを学ぶ基礎としては最良

テックアカデミーはプログラミングを学ぶ基礎教材としては最良だと感じました。 

非常に分かりやすい教材とメンターの存在など、プログラミングを学ぶ入口としては、非常におすすめです。 

近年progateなど、プログラミングを簡単に無料または安価で学べるサービスもありますが、その更に1歩先の技術を身に付けたいという人に、テックアカデミーは合っているのではないかと思います。 

私自身もテックアカデミーでプログラミングを学んだことで、プログラミングの楽しさに気付き、実際にエンジニアとしてのキャリアを歩み始めました。 

プログラミングに興味のある方は、プログラミングを学ぶ入口としてテックアカデミーはおすすめです。

基礎教材としては最良だがあくまで基礎

テックアカデミーでは、プログラミングの基本的なことを学ぶことができ、最終的には簡単なwebアプリケーションを開発することができるようになりました。 

先述したようにプログラミングの基礎教材としては最良だと感じました。

しかしその一方で、テックアカデミーで学ぶことができるのはあくまでプログラミングの基礎だと感じました。 

「テックアカデミーを受講すればすぐに一人前のエンジニアになれる」という評判を耳にすることもありますが、そんなに簡単ではないと感じました。 

実際にエンジニアになると、知らないことが次から次へと出てきます。 

一人前のエンジニアになるためには、テックアカデミーで得た知識にプラスして様々なことを勉強する必要があると感じました。 

一人前のエンジニアになるためには更なる勉強が必須

一人前のエンジニアになるためには、テックアカデミーで受講した内容に加えて、更に幅広い知識が必要になります。 

実際の現場では、要件通りに開発を行わなければいけません。 

「技術不足でできない」は通用しないので、開発できるだけの技術を身に付ける必要があります。 

更に技術の進歩は早く、日々新たな技術が生まれています。 

エンジニアとしてやっていくには、日々技術のキャッチアップを行い、勉強することが必要だと感じました。

しかし、その基本となるのはテックアカデミーで学んだ技術ですので、まずはテックアカデミーでプログラミングスキルを学ぶのはおすすめです。

テックアカデミーが向いている人

では、筆者が実際にテックアカデミーを受講して感じたテックアカデミーが向いている人の特徴をご紹介します。 

学習意欲が高く継続できる人

テックアカデミーはオンライン学習なので、教室などに通う必要はありません。 

そのため基本的には一人で学習を進める必要があります。 

プログラミング学習は挫折する人が多いですが、その理由の一つとして学習する意欲とモチベーションが続かないことです。 

オンラインの場合、一緒に学習する仲間もおらず基本的に一人で進めていかなければいけないため、モチベーションを継続するのが難しいこともあります。 

そういった人はオンライン学習よりも、オフラインのプログラミングスクールや専門学校に通う方がおすすめです。 

逆に学習意欲が高く継続できる人は、テックアカデミーの場合オンラインでいつどこでも勉強することができるのでおすすめです。 

オンラインで受講したい人

オフラインのプログラミングスクールの多くは、都心に集中しています。 

その為、地方在住の方などは通うことが難しいのが現状です。 

また、仕事をしている人などは時間の調整も難しいと思います。 

そういった方にオンラインで学べるテックアカデミーはおすすめです。 

週2回のメンタリングも事前に言えばスケジュールを調整可能なので、仕事で忙しい方でも学習しやすい環境です。 

オンラインでプログラミングを学習したい人には、テックアカデミーはおすすめです。 

料金をなるべく抑えたい

テックアカデミーは他のスクールと比較すると料金は比較的安いです。 

また、受講期間を選ぶことができるので、スケジュールと予算の中から自分に合ったコースを選択することができます。 

参照;テックアカデミー公式サイト

学生割引などもあるので、学生の方にもおすすめです。 

なるべく料金を抑えてプログラミングを学習したいという方に、テックアカデミーはおすすめです。 

テックアカデミー受講前に知っておくべき学習のポイント

テックアカデミーの受講を考えている方に向けて、テックアカデミー受講前に知っておくべき学習のポイントをご紹介します。 

とにかく手を動かせ

プログラミング学習は、とにかく手を動かすことで身に付きます。 

テックアカデミーは基本的に、テキストを読み進めながら学習を進めます。 

テックアカデミーのテキストには分かりやすい説明が載っているので、読んだだけでわかった気になってしまいがちです。 

しかし、実際に自分で手を動かすとできないことが多くあります。 

プログラミング学習初期は、とにかくまずは写経からでもいいので手を動かすことから始めて下さい。 

手を動かさずにテキストを読むだけでは、自分の技術になりません。 

テックアカデミーを受講する場合は、とにかくテキストを読むだけでなく、実際に手を動かしながら学習を進めることが重要です。 

手を動かすことで効率良くプログラミングスキルを身に付けることができます。

15分悩んで分からなければ質問しろ

プログラミング学習初期は、分からないことが多いと思います。 

分からないことに直面した時は、まずは自分で調べることが大切です。 

実際に、現役のエンジニアも日々ググりながら仕事をしています。 

調べる能力もプログラミングスキルの一つです。 

だからまずは、分からないことは調べる癖をつけましょう。 

しかし、同じ箇所で悩み続けるのも非効率です。 

聞いた方が早いことも多々あります。 

最初の内は、15分悩んで分からなければ質問すると良いと思います。 

Slackの質問などを上手に活用しながら学習することで、効率良くプログラミングを学習することができると思います。 

ポートフォリオ制作は妥協するな

テックアカデミーでは、学習の最終課題としてポートフォリオを制作します。 

ポートフォリオ制作では、それまでの学習を通して学んだスキルを活かして、自分の作りたい作品を作ります。 

自分の作りたいものを作るので楽しさはありますが、その分一番難しい課題でもあります。 

それまでは、答えがあるものを作成しますが、この最後のポートフォリオ制作は答えがないものを自分で作り上げなければいけません。 

そのため一番難しい課題ですが、ポートフォリオ制作は絶対に妥協するべきではありません。 

ポートフォリオを作ることで、それまで以上にプログラミングのスキルが身に付きます。 

また、ポートフォリオは自分の技術をアピールするための武器になります。 

しっかりとしたポートフォリオを制作すれば、転職活動の際にもアピールできるポイントになります。 

ポートフォリオ制作はコースの中で最も難しい課題ですが、それまで学んだスキルを定着させることができますし、自分をアピールできる武器にもなるので、妥協せずに頑張ってみて下さい。

  • とにかく手を動かせ
  • 15分悩んで分からなければ質問しろ
  • ポートフォリオ制作は妥協するな

テックアカデミーのおすすめのコース

最後にテックアカデミーのおすすめのコースをご紹介します。 

webアプリケーション+フロントエンドコース

テックアカデミーのおすすめコースは、 webアプリケーション+フロントエンドコースのセットです。 

私は、webアプリケーションコースを受講しましたが、webアプリケーションコースのみだとフロントエンドの細かい知識を得ることができません。 

フロントエンドとは、webアプリケーションで直接ユーザーの目に触れる部分のことです。 

画面の動きをつけたりリッチなUIを実現するためには、フロントエンドの知識が必要になります。 

基本的には、 HTMLやCSS、JavaScriptと言われる言語の知識です。 

特にJavaScriptは現在ほとんどのwebアプリケーションで使われており、JavaScriptの知識は近年のwebアプリケーション開発では必須と言われています。 

エンジニアになりたい人は、バックエンドとフロントエンドの知識を両方得ることができる、 webアプリケーション+フロントエンドコースのセットがおすすめです。 

Javaコース

Javaは、現在最も使われているプログラミング言語です。 

言語別の求人をみても、Javaが最も多いのが見て取れます。 

参照:レバテックキャリア

Javaは、他のプログラミング言語に比べて学習コストが高いと言われています。 

そのため初心者には少し敬遠されがちですが、その分Javaを習得すれば他のプログラミング言語への応用は効きやすいと言われています。 

Javaは企業の基幹システムや金融システムなどの大規模なシステムの開発に使われることが多いです。 

大規模なシステムの開発に携わりたい方やがっつりプログラミングを学びたいという方には、Javaコースはおすすめです。

まとめ

テックアカデミーの評判について、実際にテックアカデミーを受講した生徒目線でご紹介しました。 

テックアカデミーは、プログラミングの基礎を学ぶには最良だと思います。 

プログラミング学習を始めたい方には、是非これを機に学習をスタートしてみてはいかがでしょうか? 

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